2010年03月01日
●プルプルお肌のために;その4〜不潔だから肌が荒れるわけでは…〜●
『さらに、日本人の過度の清潔好きも皮膚の状態を悪化させている
主要因となっている。
(中略)
この潔癖性を持つ国民性のため、皮膚が荒れているのも子どもが
アトピーになったのも皮膚が汚れていて清潔にしなかったからと
考えてしまい、それを治すために一生懸命に洗ってしまうのだ。
しかも、皮膚を清潔に保たないと皮膚が汚れて不健康になると
信じ込んでいるから、その行為を疑うこともなかったのだ。』
『こうなってしまうと、本人固有の角質損傷修復のスピードと、
化粧品(クリームなど)や石鹸の角質破壊スピードの競争となる。
前者が後者を上まわれば角質損傷は治癒するが、後者が上まわって
いたら角質損傷はさらに悪化する。』
『要するに、都市環境そのものが「皮膚の痒み」を生み出し、
それを「治療薬」が悪化させることで、アトピー性皮膚炎などの
角質損傷、角質異常が治療困難な病気となった。
そして清潔神話、清潔志向が火に油を注いできたのである。』
(傷はぜったい消毒するな 夏井睦著より引用)
先回のコラム(カラダの働きを邪魔しないで!)
の内容とも大きく関連していますね!
とにかく荒れた皮膚をキレイにするとか、アレルギー、
アトピー性皮膚炎のような慢性化しがちな病気を克服する
っていう場合には、大切なことがあるんです。
そう、私のコラムではいつも触れているのですが、
多くの場合、
いわゆる現代の常識とか半ば無意識にやっていることを
今一度リセットする必要があるんですね。
常識とか、無意識にやっていることっていうのは、
川が流れに沿って流れていくように、もう本当に当たり前に
やっちゃっている場合がほとんど、です。
皮膚が乾燥したら保湿して、とか、
皮膚に炎症が起きたら、抗炎症剤を塗ったり、とか
埃やダニが皮膚の炎症の原因だという話を聞いたら、
徹底的にシャンプー、洗顔をやってみたり…
まぁ、お医者様が言うのだから、とか
専門家の見解ということで、普通は疑うことなく
(やりなさいと言われたことを)やり続けます。
もちろん、
中にはそれで良くなっていくかたもいらっしゃることで
しょう。
良くなればそれはそれでオーケー、ですよね!
が、しかし
良くならないとか、
良くなるどころかどんどん悪くなっているっていう場合は、
これは、当然やり方、考え方を変える必要があります。
思い切って、ネ!
このサイトでは、これまで常識に沿ってやってきたけれど
全くうまく行かない人を対象に、
この思い切ったパラダイム転換を語っているわけでもあります。
さて、
よく言われるように、例えばアトピー性皮膚炎が数十年前には現在ほどは
見られなかったという事実に着目すれば、
一昔前、数十年前と比較した場合、
『清潔にし過ぎ』
という一つのキーワードが現れます。
そう、髪洗い過ぎ、カラダ洗い過ぎ、
風呂入りすぎ、シャワー浴び過ぎ、
手洗い過ぎ、シャンプー・リンス使いすぎ
もうちょっと言うと、
食品添加物(保存料など)で
カラダかばい過ぎ
…
なんていうことが、数十年前との比較では
クローズアップされますよね!
それでは、清潔にし過ぎると
一体何が良くないのか?
それは、
次の引用にもヒントがありそうです。
『アレルギー疾患が一律に増えていることは確実なようです。
免疫学者の多田富雄氏は本来、寄生虫や細菌に対する
免疫物質IgEが、近年の清潔第一の環境になったためヒマ
になり、
自己を他者として攻撃し始めたことが、アレルギー疾患、
自己免疫疾患増加の要因であると述べておられます。』
(賢い皮膚 傳田光洋著より引用)
過剰な清潔志向は
一歩バランスを崩してしまうと、
自分で自分を攻撃しちゃう、傷つけちゃう
場合があるんですね。
まさに過ぎたるは及ばざるが如しです。
この清潔志向に加えて、現在の住環境や(ストレス多き)社会環境
が加わって現在の皮膚疾患増加というのが
主たる原因の一つと言えそうですよね。
ともあれ、
今見直すべきは、極端な清潔志向。
それは、現在では極端ではなく、むしろ当たり前になっていますので、
敢えて現在の常識・自らの頭を切り替える必要があるんですね。
そして、当然、
行動内容をも大きく変えていくことが、
健やかなプルプルお肌を取り戻すためにはとても重要
ということになりそうです。
今回、行動内容の詳細には触れませんが、
あなたの環境の中で、
かばい過ぎているな!っていう部分を
色々見直してみて下さい、ネ!!
特に今回は、清潔にし過ぎてないか!
っていう視点でね!
ということで、
今日もここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
あなたのお肌を少し野生に戻して、そのワイルドなパワーで
ツルツルお肌が再生されますことを心よりお祈りしつつ…♪
主要因となっている。
(中略)
この潔癖性を持つ国民性のため、皮膚が荒れているのも子どもが
アトピーになったのも皮膚が汚れていて清潔にしなかったからと
考えてしまい、それを治すために一生懸命に洗ってしまうのだ。
しかも、皮膚を清潔に保たないと皮膚が汚れて不健康になると
信じ込んでいるから、その行為を疑うこともなかったのだ。』
『こうなってしまうと、本人固有の角質損傷修復のスピードと、
化粧品(クリームなど)や石鹸の角質破壊スピードの競争となる。
前者が後者を上まわれば角質損傷は治癒するが、後者が上まわって
いたら角質損傷はさらに悪化する。』
『要するに、都市環境そのものが「皮膚の痒み」を生み出し、
それを「治療薬」が悪化させることで、アトピー性皮膚炎などの
角質損傷、角質異常が治療困難な病気となった。
そして清潔神話、清潔志向が火に油を注いできたのである。』
(傷はぜったい消毒するな 夏井睦著より引用)
先回のコラム(カラダの働きを邪魔しないで!)
の内容とも大きく関連していますね!
とにかく荒れた皮膚をキレイにするとか、アレルギー、
アトピー性皮膚炎のような慢性化しがちな病気を克服する
っていう場合には、大切なことがあるんです。
そう、私のコラムではいつも触れているのですが、
多くの場合、
いわゆる現代の常識とか半ば無意識にやっていることを
今一度リセットする必要があるんですね。
常識とか、無意識にやっていることっていうのは、
川が流れに沿って流れていくように、もう本当に当たり前に
やっちゃっている場合がほとんど、です。
皮膚が乾燥したら保湿して、とか、
皮膚に炎症が起きたら、抗炎症剤を塗ったり、とか
埃やダニが皮膚の炎症の原因だという話を聞いたら、
徹底的にシャンプー、洗顔をやってみたり…
まぁ、お医者様が言うのだから、とか
専門家の見解ということで、普通は疑うことなく
(やりなさいと言われたことを)やり続けます。
もちろん、
中にはそれで良くなっていくかたもいらっしゃることで
しょう。
良くなればそれはそれでオーケー、ですよね!
が、しかし
良くならないとか、
良くなるどころかどんどん悪くなっているっていう場合は、
これは、当然やり方、考え方を変える必要があります。
思い切って、ネ!
このサイトでは、これまで常識に沿ってやってきたけれど
全くうまく行かない人を対象に、
この思い切ったパラダイム転換を語っているわけでもあります。
さて、
よく言われるように、例えばアトピー性皮膚炎が数十年前には現在ほどは
見られなかったという事実に着目すれば、
一昔前、数十年前と比較した場合、
『清潔にし過ぎ』
という一つのキーワードが現れます。
そう、髪洗い過ぎ、カラダ洗い過ぎ、
風呂入りすぎ、シャワー浴び過ぎ、
手洗い過ぎ、シャンプー・リンス使いすぎ
もうちょっと言うと、
食品添加物(保存料など)で
カラダかばい過ぎ
…
なんていうことが、数十年前との比較では
クローズアップされますよね!
それでは、清潔にし過ぎると
一体何が良くないのか?
それは、
次の引用にもヒントがありそうです。
『アレルギー疾患が一律に増えていることは確実なようです。
免疫学者の多田富雄氏は本来、寄生虫や細菌に対する
免疫物質IgEが、近年の清潔第一の環境になったためヒマ
になり、
自己を他者として攻撃し始めたことが、アレルギー疾患、
自己免疫疾患増加の要因であると述べておられます。』
(賢い皮膚 傳田光洋著より引用)
過剰な清潔志向は
一歩バランスを崩してしまうと、
自分で自分を攻撃しちゃう、傷つけちゃう
場合があるんですね。
まさに過ぎたるは及ばざるが如しです。
この清潔志向に加えて、現在の住環境や(ストレス多き)社会環境
が加わって現在の皮膚疾患増加というのが
主たる原因の一つと言えそうですよね。
ともあれ、
今見直すべきは、極端な清潔志向。
それは、現在では極端ではなく、むしろ当たり前になっていますので、
敢えて現在の常識・自らの頭を切り替える必要があるんですね。
そして、当然、
行動内容をも大きく変えていくことが、
健やかなプルプルお肌を取り戻すためにはとても重要
ということになりそうです。
今回、行動内容の詳細には触れませんが、
あなたの環境の中で、
かばい過ぎているな!っていう部分を
色々見直してみて下さい、ネ!!
特に今回は、清潔にし過ぎてないか!
っていう視点でね!
ということで、
今日もここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
あなたのお肌を少し野生に戻して、そのワイルドなパワーで
ツルツルお肌が再生されますことを心よりお祈りしつつ…♪