●健忘症もココまで来ると・・・!●

■昨日のお話、一過性健忘症のお話は、私自身に呼吸の大切さをコレでもか!
 と教えてくれた貴重な体験です。

■普段は当たり前のように行っている呼吸。
 でも、日常生活の中であまり呼吸を意識することはありせんよね。
 ほとんど無意識に行っています。

■これが怖いんです。
 例えば、無意識に行っている習慣。身近な例で言いますと、コーヒー。
 1日に5杯や6杯平気で飲んでいる方がいらっしゃいます。

■無意識なので、それが日常の習慣なんですね。
 いい習慣ならば、当然その人にとってプラスになりますが、悪い習慣は
気づいたときには時既に遅し、ということにもなりかねません。

■最近の私の気づきの中で、
 「意識できたことは修正可能」というのがあります。

■自分の行動習慣、さらには心の傾向性が意識できたらしめたもの!
変える入り口に立つこと、そして変えてしまうことは可能なんです。

■少しお話が飛びましたが、
 呼吸についても、現代のように時代のテンポがめまぐるしい時には、
呼吸が浅くナリがちです。

■一日に3回くらいはしっかりと深呼吸して、ご自分の身体を感じ、
 いたわってあげる時間をもつことをおすすめしておきますね。

■なお、呼吸が浅くなる原因の一つとして、姿勢が悪くなって、
身体の機能そのものが落ちているケースもあります。
 その場合は、身体の構造を根本的に見直さなければなりません。

■これは、体操で修正可能ですが、
 まずは自分の身体が変な歪みやアンバランスをもってないか、
客観的に見直すことも大切ですね。




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●呼吸が一番!でもコレほどとは…!?●

★次のお話は実話です。★

数年前のお話です。ちょうどスケートの清水選手が活躍していた頃です。

とても怖いです。

今も思い出すとゾーッとします。

日頃、当たり前のようにしている呼吸。

考えてみれば、人間にとって食事よりも致命的な力を持っています。

なにしろ数分間空気がなくなったら、人間は生きていけないのですから…。

前置きはコレくらいにして、ではでは下記怖い実話を読んでみてください。

またご感想などいただければ幸いです。
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一過性の全健忘症ってご存知ですか!?

文字通り、一時的な記憶喪失状態のことです。

ただしちょっとした物忘れ、程度のものではありません。

その間のことは完全に記憶から消された状態なんです。

なぜこれをお伝えしているか、といいますと、

他ならぬ私の実の母がこれに罹ったからです。人間の身体の神秘性を実感する体験として強烈だったんですね。

その異変に気がついたのは、母の次の場面でした。

『書道の道具がない・・・』
(当時書道教室に通っていたようです。)

『先生のところへ忘れてきたんかな?』

『いやー、どうしよう!』

同じ事を何度も繰り返す。私が途中で『電話でもしてみたら!』と言ってみても会話にはなりません。

普通だったら、電話してみようくらいで終わるんですが、同じ事をめちゃめちゃ困ったことのように何度も繰り返すのです。

で、そのうちに疲れたのか、黙って座り込んで、そのうちにテレビを見てます。

私はこの間、んー、『ついにきたか〜』これがアルツハイマーってやつだろうか、『??????』と半信半疑状態でした。

そのうちに、何十分か前に(正常なときに)既に見た、スケートの清水選手の金メダル獲得の再生シーン(ちょうどその日に異変が起こったのです。)を見て、

『これなんやの?』(母)

『清水選手の金メダル獲得シーンやないの。』(私)

『へぇー!』(母)

『で、これ誰やの?』(母)

『・・・・・』(私)

彼女は何分か前にこのシーンを既に見ているんですよ。

これからもまだまだ不気味な会話があるのですが、あまりにも不気味なので(汗)、ここら辺にしておきます。

で、先の清水選手の話あたりで、当時まだ60過ぎだった母に対して私は、

『ちょっと早すぎるけど、もうこれで彼女とまともな、血の通った会話をすることはできないんだな!』
『アルツハイマーってこんなに急激にくるのか?』
『もっと親孝行しておくべきだったな〜』

といろいろなことが頭によぎりました。

で、その後本人がビールを飲みたい、というので、血の巡りが悪くなっているだろうからいいか、と私は勝手な判断をして、それを飲ませ、早い目に寝かせたのです。

トイレや風呂はいつもより少し時間がかかるものの、自分でやれるようなので、とにかく翌日医者へ連れて行こう、ということで休ませたのでした。

で、翌日目覚めた彼女は、

『私なんかおかしかったー!?』(母)

『○○からあとのことぜんぜん覚えてないねん。』(母)

ということで、ある時間帯の記憶は完全に消えていたものの、まともな状態に無事もどることができたのです。

でも、あまりに気持ち悪かったので、精神科医に連れて行き、診断してもらうと、冒頭の病名を告げられ、『一生に1回しか(起こるとしても)起こらない病気ですよ!』と告げられたのでした。

で、ズバリこれが起こった原因ですが、脳に酸素が一時的にいかなかったことが原因でした。

実は母はテレビで清水の金メダルシーンを見た直後に、のこぎりで一所懸命木を切っていたのです。

その間必死なあまり、呼吸が止まってたのでしょう。酸素が脳に行き渡らなかったのが原因で、一時的に記憶の、ある回路が塞がってしまったようです。

呼吸の大切さ、酸素のありがたさを実感できた貴重な、でもこわーい体験をお伝えしました。

でも人間の身体ってデリケートなんですね〜。神秘性のようなものを感じた次第です。

ちなみになぜかそのとき以来、母の元に精神科かららしき、怪しいダイレクトメールが届くようになりました。

どこからかぎつけるんでしょうね。

情報って、私たちが予想している以上にザル状態なのかも…。




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