2005年04月13日
●カラダはすべてお見通し●
★一万円札から学ぶ健康法!?★
■『米つき、居合い抜き、乗馬、早朝散歩と、文字どおり
「壮者をしのぐ」元気さだった諭吉が脳出血で倒れたの
は明治31年秋、65歳のときだった。』
■『この病気で記憶力が衰えた。イロハを忘れたばかりで
なく、朝吹英二の名前まで忘れて、「元気の良い男」と
いう始末。』
■『やがて記憶はもどったものの、食物の好みが一変して
しまった。肉類がいっさいダメで、蒲鉾屋の前を通っても
気分がわるくなる。』
■『朝食はそばがきと味噌汁、昼はそばに芋の煮つけ、夜も
同じようなもので、酒もタバコもやめてしまった。』
(まかり通る 上 新潮文庫 より引用)
■かの一万円札の福澤諭吉のエピソードです。
ここには、私たちが注目したいポイント満載です。
■あっ、その前に、
彼の日常の食生活もこの本に掲載されているので、
合わせて引用しておきますね。
■『諭吉は身長五尺七寸(172.7センチ)、体重十八貫
(67.5キロ)、当時の日本人としては標準以上のよい
体格だったが、とくに健康法に気をくばっていた。』
■『「酒は上等の酒をうんと飲んで、肴もいい肴をたくさん
食べ、満腹飲食したあとで飯もどっさり食べて残すところ
なしという、いわゆる牛飲馬食ともいうべき男」と自分では
いっている。』
■『だが、三度の食事の間には決して間食せず、ことに夕食後
の夜間には、どういう好物があってもこれを口にしなかった。
咀嚼には人一倍時間をかけた。』
■『そして良く運動をした。もっとも有名だったのは米つきと
居合だ。』
(同、引用)
■かなり興味深いお話です。
■間食もしないで、しかも夜遅い時間にはものは食べない、
という素晴らしい健康法を実施しながらも、晩年には脳血管
障害を起こしておられます。
■あくまでも推測に過ぎませんが、致命傷になったのは、満腹
主義でしょうね…。
■彼が腹八分目主義をとっていたら、もともと生命力の強そう
なかたですから、もっと長生きされたかもしれませんね。
■歴史に『もし・・・』は意味がないことを重々承知の上で、
ついつい思っちゃいます。
■また、病気発症後の、嗜好の変化は非常に興味深いです。
純和食に戻ってます。
■『身体はすべてをわかっている!』んですね。
■あなたもこの史実から学べることを考えてみて下さいね。
今日もご縁をいただき、ありがとうございます。
ステキな1日をお過ごしくださいね。
■『米つき、居合い抜き、乗馬、早朝散歩と、文字どおり
「壮者をしのぐ」元気さだった諭吉が脳出血で倒れたの
は明治31年秋、65歳のときだった。』
■『この病気で記憶力が衰えた。イロハを忘れたばかりで
なく、朝吹英二の名前まで忘れて、「元気の良い男」と
いう始末。』
■『やがて記憶はもどったものの、食物の好みが一変して
しまった。肉類がいっさいダメで、蒲鉾屋の前を通っても
気分がわるくなる。』
■『朝食はそばがきと味噌汁、昼はそばに芋の煮つけ、夜も
同じようなもので、酒もタバコもやめてしまった。』
(まかり通る 上 新潮文庫 より引用)
■かの一万円札の福澤諭吉のエピソードです。
ここには、私たちが注目したいポイント満載です。
■あっ、その前に、
彼の日常の食生活もこの本に掲載されているので、
合わせて引用しておきますね。
■『諭吉は身長五尺七寸(172.7センチ)、体重十八貫
(67.5キロ)、当時の日本人としては標準以上のよい
体格だったが、とくに健康法に気をくばっていた。』
■『「酒は上等の酒をうんと飲んで、肴もいい肴をたくさん
食べ、満腹飲食したあとで飯もどっさり食べて残すところ
なしという、いわゆる牛飲馬食ともいうべき男」と自分では
いっている。』
■『だが、三度の食事の間には決して間食せず、ことに夕食後
の夜間には、どういう好物があってもこれを口にしなかった。
咀嚼には人一倍時間をかけた。』
■『そして良く運動をした。もっとも有名だったのは米つきと
居合だ。』
(同、引用)
■かなり興味深いお話です。
■間食もしないで、しかも夜遅い時間にはものは食べない、
という素晴らしい健康法を実施しながらも、晩年には脳血管
障害を起こしておられます。
■あくまでも推測に過ぎませんが、致命傷になったのは、満腹
主義でしょうね…。
■彼が腹八分目主義をとっていたら、もともと生命力の強そう
なかたですから、もっと長生きされたかもしれませんね。
■歴史に『もし・・・』は意味がないことを重々承知の上で、
ついつい思っちゃいます。
■また、病気発症後の、嗜好の変化は非常に興味深いです。
純和食に戻ってます。
■『身体はすべてをわかっている!』んですね。
■あなたもこの史実から学べることを考えてみて下さいね。
今日もご縁をいただき、ありがとうございます。
ステキな1日をお過ごしくださいね。