トップページ » ●腸は第二の脳である●

●腸は第二の脳である● 5

◆前回、腸のお話をしました。


 きょうももう少し、行ってみまーす。



腸は第二の脳である!
 って言っている本が出ているのご存知ですか?

 
セカンドブレイン―腸にも脳がある!
マイケル・D. ガーション Michael D. Gershon 古川 奈々子
小学館 (2000/03)
売り上げランキング: 101,541

 ↑
 コレがソレです。

 思いっきりざっくりと言うとすれば、
 要するに、腸は、頭脳に匹敵するほど
 私たちにとって、広範囲に重要な役割を果たす、っていうことです。


◆それは、つまり
 腸が単に食物を消化・吸収して排出するだけの
 働きではなさそうだ、ということを意味するんですね。


◆例えば、
 最近増えているらしい、
 ストレス性の下痢や便秘とも関係がありそうです。

 そう、
 過敏性腸症候群
 って言われていますよね。


◆ここで、過敏性腸症候群について少し・・・


 過敏性腸症候群は、
 仕事のなどのプレッシャーやストレスが引き金となって、
 大腸の機能に異常がでる病気です。


◆過敏性腸症候群の特徴としては、
 
 1.何週間も下痢や便秘が続いている。

 2.腹痛でおなかの張りに悩まされる。

 3.排便で腹痛が和らぐ。

 4.ストレスがかかると症状がひどくなる。

 5.血便はない。

 6.体重は減っていない。

 7.夜中に腹痛はない。

 などがあります。


◆また、大きく分けると、

 【下痢型】

 【便秘型】

 【下痢と便秘の交代型】

 の3タイプがあって、
 若い男性は下痢型、女性や高齢者は便秘型が多いようですね。



◆大きなストレスで、
 中枢神経からある種のホルモンが分泌され、
 自律神経の神経伝達路が刺激される

 ↓
 消化管の神経末端から神経伝達物質が放出され、
 (腸の)ぜん動が激しくなったり、鈍くなったりして、
 この過敏性腸症候群は起こるんです。


 ★過敏性腸症候群が気になるあなたはご参考に・・・★
 ↓
 
過敏性腸症候群はここまで治る
伊藤 克人
主婦と生活社
売り上げランキング: 42,026
おすすめ度の平均: 4
4 同じ悩みをかかえるあなたへ
3 過敏性腸症候群に悩むみなさまへ
5 分かりやすい!



◆さて、お話が少し難しくなっちゃいましたね。

 
 ここで一番お伝えしたいのは、

 腸という消化管(胃もそうですが・・・)は、
 ストレス
 にとても弱く、

 はじめにお伝えしたように、 
 第二の脳として、
 そのストレスをストレートにカラダの症状に現してしまう、
 っていうことなんです。

 このプロセスは、
 私たちの意志に関わりなく、ほぼ自動でおこるわけです。


◆そして、
 腸にそういうプロセスを起こす
 ストレスとは・・・


 もちろん、心因性のものと、
 私たちが毎日欠かさない食生活から来るものがありますよね。



◆よって、私たちは、
 とりわけ、このサイトのメインテーマ
 【お肌のケア】【アトピースキンケア】の観点から言っても、


 心因性の部分と、
 とりわけ、現代人が無意識に陥っている
 過食や暴飲暴食、不規則な食生活を見直さないと
 カラダはどんどん悪くなり、
 内臓の働きは落ちて、


◆内臓と表裏一体である、
 お肌に影響するのは必至なんですね。


 と今日は、ちょっと小難しくなっちゃったかな・・・!?


 最後にまとめますと、
 
 【第二の脳とも言われている、
  腸の健康をより良くすると
  お肌はもとよりカラダ全体の健康が整ってくる。】

 【健やかな腸にするためには、
  食を整えると同時に、心因性の問題をクリアしないといけない。】
 

 と、こんな感じですね。


 前回もお伝えしたように、
 腸はアトピースキンケアでも、その他のさまざまな病気でも
 その快癒の要になりますので、またボチボチお伝えしていくつもり、
 です。


今日もここまでお付き合いいただいて、心より感謝いたします。
あなたの健やかで快い一日をお祈りしつつ・・・♪
 
(日経新聞2006年9月26日夕刊の記事を参考にしています。)

インスパイア大澤osawa23  at 11:46