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●食品添加物が増えて、自然食の店が成り立つ● 5

自然食っていう言葉が物語るように、

 本来、天地自然の恵み
 である食物が、さまざまな加工をされて販売されています。


◆で、スーパーへ行くとよく分かりますが、
 今はむしろ、自然で加工されていない食物を探す方が
 大変ですよね!
 
 (農薬使用も含めて、ネ)


◆だから、自然食レストラン、とか、自然食品店
 のような、よくよく考えるととても不思議なお店が
 成り立つわけですね。



◆さて、
 自然な食物の、現代の主たる加工とは・・・


 そう、
 言うまでもなく、
 食品添加物
 です。


◆スーパーやコンビニへ行って、
 商品をパッと取って眺めると、
 そのパッケージには原材料食品添加物の表示
 があります。


 
◆食品添加物には、

 甘味料、着色料、保存料、増粘剤、安定剤、
 
 ゲル化剤、酸化防止剤、PH調整剤、発色剤、

 漂白剤、防かび剤 などなど・・・

 がありますね。

 あ、ちなみに食品添加物の表示は、
 原材料の次にあって、使用分量の多い順に並んでいます。


◆で、食品添加物っていうのは、
 基本的に化学合成物質です。


 となると、
 
 たくさん表示されている
 様々な食品添加物を毎日摂って、

 私たちのカラダ大丈夫なの?

 っていう疑問が出るのも無理はありませんよね。


◆一応、食品添加物の、安全と言われる摂取量は、
 動物実験(人間本位ですよね。)などをベースに
 決められているんです。


 すなわち、
 動物が一生毎日食べても有害な影響が見られない
 最大摂取量(体重1kg当たり)を定め、
 
 その百分の一の量を、
 人が一生食べ続けても安全な量として、
 これを超えない範囲で使用基準が決められる、
 のだそうです。


◆まぁ、そういうことで、
 現在使用が認可されている食品添加物は、
 特に問題はない、とされていますが、

 それでも
 注意しておきたい重要なポイントが2つほどあります。


◆その一つは、
 今認可されていても、
 最新の研究で後日有害性が発見されて、
 その食品添加物の使用が急遽中止されることが
 ありうる、

 ということです。

 この場合は、
 後の祭り、ですよね。


◆二つ目は、
 複数の食品添加物を使用した際のリスクは
 明らかになっていない、
 
 ということ。

 つまり、保存料と着色料と香料を一緒に摂った時の
 リスクはよくわからない、
 っていうことです。

 
◆この2つの重要ポイント

 1.【後日有害性が発見され、中止されることがある】

 2.【複数の食品添加物の複合リスクはよくわからない】

 から、考えるに、


 君子危うきに近寄らず

 が無難ということになります。


◆とは言え、
 現実には、食品添加物と無縁の生活を送る、
 っていうのは、現代ではほとんど不可能です。

 ですから、
 逆に神経質になりすぎない範囲で、
 出来得る限り、添加物が少ない食物を求める、
 ことが大切だと感じます。


◆ところで、
 昨今は、経済効率・営利の追求が行き過ぎた
 企業の不祥事が頻発してますよね?

 ちょっと長くなりますので端折りますが、

 まぁ、
 食品添加物も、この経済効率追求の流れで
 生まれ、広がってきたものだと思うんです。


◆というのも、
 一昔二昔前であれば、
 商店で店主と対面で、
 「それ腐りやすいし、風味も落ちるから
  2、3日中に食べてね!」
 なんてやりとりをしつつ、買い物をしていたんです。

 賞味期限なんてだいたい、です。(笑)

 食べ物が腐ることは当り前、だったんですね。

 
◆一方、今は、
 スーパーで賞味期限を目安に、

 結構先々の分までまとめ買いしたりしますよね。


 冷蔵庫に突っ込んでおくわけです。


 食物の製造会社及び販売店は、
 直接の対面説明もできないですから
 表示以上に賞味期限を持たせるために、
 たくさんの食品添加物に頼らざるを得ない、

 わけですね。

 風味や色も香料や着色料で
 お化粧しながら・・・ネ。

 もし対面販売だったら、
 香料のおかげでいいにおいでしょ?

 なんて言うんだろうか・・・

 なんて要らんことを考えつつ・・・(笑)


◆いずれにせよ、
 食物の製造・販売企業と末端ユーザーも含めて

 時代の流れの中で、

 現在の食品添加物を必要悪(!)として
 認めざるを得なかった、というのが
 実態でしょう。


◆そういう意味では、
 時代は、あらためて
 
 セルフサービスだけではなくて、
 対面販売のような対話も必要としているようにも
 感じるインスパイア大澤でした。


 だって、
 冷蔵庫に入れとけばあまり(食べ物が)腐らない、
 のが当たり前になってるでしょ?

 防腐剤の力もあって、ネ。


 でも、本当はそれは普通ではないんだよ!

 っていうことがわかるような対話が
 やっぱり必要だと思いません?




 あ、そうそう、
 お肌のケア、アトピースキンケアでは、
 やっぱり自然に近い状態のものを、
 できるだけ鮮度の高いうちに食したいですね。

 あまり神経質にならない範囲で、ネ。


※参考情報
 添加物と規制の現状はこちらでわかります

(日経新聞 7月15日食品添加物を正しく知ろう を参考・一部引用
させていただいています。)


と今回は長くなりました。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
世の中全体が、今一度自然の偉大な力に気付きなおすことを祈念しつつ・・・♪

インスパイア大澤osawa23  at 11:36