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子供・青少年を守る

●ジャンクフードを一掃しても・・・● 5

◆『チョコレートが気軽に買えなくなったのが残念』
 と13歳のある生徒が語る。


◆英国では、
 肥満食い止めを目的に、
 公立小・中等学校での【ジャンクフード規制】を発表。


 校内でのチョコレートやポテトチップス、清涼飲料水などの
 自動販売機の設置と、売店での菓子類の販売を禁止するそうです。

 (政府の決定が適用されるのは9月。
  が、それを待たずに既に自動販売機の撤収や給食内容の改善は
  始まっているもよう。)



◆英国の決定の背景には、
 やはり、深刻な肥満問題があります。


 英国の政府統計では、
 2歳から10歳までで肥満と診断された子どもの割合は、

 1995年には9.6%、
 その後、
 2002年にはなんと15.5%に増えているのです。



◆この傾向が続けば、
 2020年までに児童の半分が肥満になり、
 
 その多くが親よりも先に死亡する可能性がある、

 という衝撃的なレポートを、
 英国の下院の健康問題に関する委員会は発表しています。


◆それで、
 食生活の改善が急務!
 というわけで、今回の給食改善や自動販売機撤収に至ったようですね。

 
 つまり、国を挙げて!
 という大々的な取り組みとなっています。


 
◆が、が・・・

 実際の話、
 学校で自動販売機がなくなっても、
 ジャンクフードを自宅から持参したり、
 登校時に購入してくる子が増えておるようです。



◆まぁ、
 車は急には止まれない、ではないですが、

 慣性の法則は、
 日常の習慣をおいそれとは変えられない、
 っていうことを物語っているのかもしれませんね。


 今の子ども達は、
 ファーストフードが当たり前なのですから・・・


◆車も同じですが、
 やっぱり周りの状況変化を見ながら、
 余裕をもったブレーキ操作が求められているようです。


 すなわち、
 少しずつバランスの取れた食事への変更という
 プロセスが求められていますよね!


 キキッーーー、
 っていう急ブレーキ操作ではなくして・・・(笑)


 (日経新聞 2006年6月10日の夕刊記事を引用、
  または参考にさせていただきました。)


ということで今日もここまで読んでいただいてありがとうございます。
あなたとのつかの間のご縁に感謝します♪
  

インスパイア大澤osawa23  at 11:35 この記事をクリップ!