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カラダ

●プルプルお肌のために;その3〜カラダの働きを邪魔しないで!〜● 5

『人間の体は自前で傷を治すメカニズムを持っていて、
それがあの傷口のジュクジュクだったのだ。

この傷のジュクジュクはいわば、人体細胞の最適の
培養液なのである。

だから、傷口が常にこのジュクジュクで覆われるように
してやれば、傷は簡単に治ってしまうのだ。

せっかく「傷を治す物質」があるのなら、それを利用
しない手はないのである』

『ではどうするか、といえば、話は簡単で、先にも述べた
とおり、傷口に分泌されているジュクジュク、つまり滲出液
が外にこぼれないように、「水を通さないもの、空気をとお
さないもの」で覆ってやればいい。

そうすれば傷の表面は常に滲出液で潤った状態になって
乾燥しなくなり、傷表面のさまざまな細胞は活発にし、
傷はどんどん治ってしまう。』



(傷はぜったい消毒するな 夏井睦著より引用)

上記は、一般に傷を治す場合ということになりますね。

カラダの働きを邪魔しないで、
生かしていけば傷は早く治ってしまう、
という一例だと思います。

そう、
大切なのはこのカラダが持つ働きを邪魔しない、
っていうこと。

私たちは病気になったり、怪我をしたりすると
すぐに病院へ行って、を飲んだり、注射を打ったり
しますよね!

が、これはカラダの働きという観点からは、

例えば、
で、
熱を下げたり、炎症を止めたりということを
すると、

カラダがを出してしようとしたこと、
カラダが炎症を起こしてやろうとしたこと

を止めてしまうことになります。

一見は、熱が下がり、炎症も鎮まって
カラダは回復したかにみえますが、

それはカラダの働きを生かした、活用した
というよりも、

あくまでも
熱を下げたり、炎症を止める対症をした

というに過ぎないんですよね。

カラダの立場(ちょっとだけ笑)
になってみると、

なんだ僕が大切な仕事をしようとしたのに
もう僕は次からやらんぞ!

という風に、
カラダが自ら熱を出したり、炎症を出して
そのプロセスを経て回復していこうとする

その力が弱まってくる。
その力を使わなければ衰えてくる

そう、
これが邪魔なんです。

ステロイドでアレルギーやアトピー性皮膚炎の炎症
止めるのもやはりこの【邪魔】だとインスパイア大澤は
考えます。

なぜなら、
ステロイドで炎症は確かに静まるが、
しばらくそのステロイドをぬらないとまた炎症が出てくる

なんていうことは皮膚の炎症で苦しんだ方々は、
もう言うまでもなく実経験済みですよね?

まぁ、
とりわけ、アトピー性皮膚炎を含めた慢性の病気で悩んでおられる方は
こんなことは多分十二分にご納得されていることだと思います。

そこで、
今日はちょっとだけ、

カラダの働きを邪魔をしないために今(の時期)やったら良いこと

に触れてみたいと思います。

まず第一に…

年末から新春にかけて酷使してきた
胃腸をいたわること

そして第二に

同じく内臓だけでなく
外臓ともいわれる皮膚、お肌を
少し休めてあげること。

大きくはこの二点を今の時期にオススメします。

第一の
胃腸をいたわることは、あまり多くを言わなくとも
多くの方は納得されるのではないか、と思います。

クリスマス、忘年会、お正月、新年会とがんばってくれた
内臓に少しお暇をあげる、
負荷を軽くしてあげる

ということですね。

あ、ここで興味深い引用を少々…

『現在、人間を苦しめる最もポピュラーな病気となった
糖尿病は、ある意味で、飢餓状態に適応していたヒト
という生物が、一気に飽食の時代に放りこまれた帰結
として存在するといってもよい。

不足と欠乏に対して適応してきた私たちの生理は、
過剰さに対して十分な準備がない。』



(世界は分けてもわからない 福岡伸一著より引用)

そう、私たちのカラダは、
度重なる食い過ぎには対応しきれないんですね!

うん、そこで、
具体的には、

食を意図的に少し細くして、
(各自無理なく空腹の心地よさを感じる範囲で)

プラス

特に脚湯をオススメしたいと思います。
(※足湯を含め脚湯詳細はコチラをご参照ください)

通常お風呂に入るよりも高めの温度
膝下を湯船につけてじっくり温めます。

すると温まった膝下の血液は全身をめぐり、
内臓をも温熱マッサージしてくれるんですよね。

そして実際にやるとわかるのですが、
お風呂に全身入るのと変わらない位、カラダが温まるんです。

ぜひぜひやってみてくださいね。

で、二つ目。

皮膚、お肌を休める

これはね、
前回のコラムでもお話ししたコチラとも
関連が大いにありますが、

皮膚、お肌への刺激をできる限り減らしてあげる

っていうことですね。

具体的には
お風呂に入る回数を減らしたり、
シャンプーやカラダに石鹸を使うのを減らしたり、

また、足湯や脚湯だけで済ませたりします。

お風呂は確かに気持ちが良いものですが、

皮膚・お肌にとっては、

一つの刺激にもなります。

とりわけ、お肌が弱くなっている人にとっては…。

だから、
夏と違って汗の臭いとか体臭があまり気にならない
この季節に、肌断食とも言うべきお肌・皮膚の休息
してあげるんです。

休みの日なんかを活用して
女性ならば化粧を一切しない、
保湿などスキンケアをやらない

そしてお風呂・シャワーもなし!

そんな時間を持つんです。

そうすると、
皮膚・お肌も本来持っている再生・治癒力をより大きく
回復することにも繋がると思うんですね。

ということで
カラダの精妙な働きを邪魔しないために、

胃腸の仕事を減らすべく少し食を細くし、
胃腸をいたわり、皮膚・お肌を休めて

もうそこまで来たエネルギッシュなに備えましょう!


今日もここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
あなたのお肌がエネルギーに満ち満ちた春を迎えることを
心お祈りしつつ…♪

インスパイア大澤osawa23  at 09:37 この記事をクリップ!