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冷え性

●冷え症にだけ足湯(脚湯)はもったいない!?● 5

冷え症には足湯が良い!


ってよく言われます。


温泉医学が専門の鹿児島大学病院霧島リハビリテーションセンターの
川平和美教授は言われます。

『足湯には全身浴と同様、体全体を温める効果がある』と。


また、
鳥取大学医学部 西村正広助教(健康科学)によると、

足湯は、

風邪などで体調を崩している時や高血圧症の人でも
カラダに余分な負担をかけずにできて、血圧や心拍数を上げず
カラダをリラックス
させてくれる!とのこと。

そしてそのリラックス効果は(37度から41度)で最も顕著だった、
という実験結果もあります。


まぁ、これはつまり、

【手軽にでき、全身が温まって、リラックス効果が大きい!】

っていうのが足湯の効用っていうことですね。

(↑お肌のケア・アトピースキンケアでも
  もちろん見逃せない観点ですよね!)

ところで
ここまで足湯ってことでお話しましたが、

実は足湯って言っても、くるぶし辺りまでしかお湯につけない場合と、
ひざ下までお湯につける場合の、大きく分けて2通りあるんです。

ここからは便宜上、膝下までつかるのを脚湯、くるぶしまで浅くつけるのを
足湯と呼ぶことにします。
(逆にここより前のお話はごっちゃになっています。)

さて、
膝下までつける脚湯の場合、
42度くらいで15分
ほどつかると、
ホント体全体がポカポカしてが滲んできます。
(この汗は心地よいですよ〜♪)

また、足先だけ(くるぶしくらいまで)行う足湯の場合は、
6〜8分くらいが良いなどと言われていますが、こちらは汗を
たっぷりとかく、というところまでは行かないようです。
(でもやっぱり温まって気持ちいいんですけれどね・・・)

私、インスパイア大澤も
秋から冬にかけては足湯や脚湯が特に良い、っていうことで
時折やっていますが、

足湯は全身バランス調整オールマイティーに、
脚湯は消化器系統に特に効用があるようですね。

いずれにしても、
足湯も脚湯も全身浴とはまた違ったカラダ感覚が得られて、
敢えてやってみる価値はあり!と感じます。


あ、そうそう、
足湯をやる時には、足がなんとか入る大きめのバケツとか、
あるいは、専用の家電製品なんかをイメージされるかと思いますが、

ホームセンターに行けば、足湯用のバケツ
が比較的安価に販売されています。

足が窮屈な小さめのバケツや、高価な家電製品よりも
足がゆったり入る、足湯専用のバケツをお勧めしておきますね。

(脚湯の場合は、浴槽の縁に座ってそのままできます。)


で、で・・・・・・

実はここからが大切なんですよ・・・


先回のコラム、洗い過ぎは禁物!
でも書きましたので詳細は端折りますが、

現代人は清潔志向が強過ぎです。

多くの人は、ほとんど毎日お風呂に入ったり、シャワーを浴びたり、
だと思います。

が、ことお肌のケアやアトピースキンケアを意図する場合、

お風呂やシャワーでお肌を刺激するよりも、
シャワーやお風呂をお休みする日を設ける方が
健やかなお肌のためには良い場合が多々あるんですね。

とりわけ、顔をはじめとした、
お肌のデリケートな部分炎症や乾燥等で傷んでいる場合は
特に、ネ!

そして、
そんなデリケートな部分のお肌の調子がすぐれない時こそ、
そう、脚湯や足湯の出番なんです。


膝下までの脚湯では、浴槽の縁に座って浴槽に脚を突っ込めばカンタンですし、
足湯は先述の足湯専用のバケツを使って・・・・・・


いずれも上半身は服を着たままできますし、
ホント手軽ですから、デリケートなお肌を休めてあげたい時には
ぜひぜひ試してみてくださいね。


繰り返しになりますが、
汗をしっかりかいて消化器系統のバランスを整えたいときは脚湯。

それ以外は足先を中心とした足湯を空腹時食後は×)に
やってみてください。


こういうのは実際にやってみて初めて心地よさや良き体感が得られる場合が
多いですので、

よろしければまずは何度か実際にお試しになってみてくださいね。

きっと、
全身浴とはまた違った心地よさや素敵な体感
を得られる方も多いことと思います♪


今日もここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
あなたの全身がポカポカしてリラックス、素敵な日々を過ごせるよう、
心よりお祈りしつつ・・・・・・


(日経プラスワン11月3日(土)【冷え性、足湯で改善】より一部引用、
または参考にさせていただいています。)

インスパイア大澤osawa23  at 22:19 この記事をクリップ!