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過保護

●カラダは自然とつながっている!● 5

肥料を与えることによって、作物を過保護な状態に
 しているのでは?その結果、病気になってしまうのでは?』

『病害虫のせいでリンゴが弱っているのではない、
 リンゴのが弱っているから病害虫にやられてしまうのだ。

 を戻し、リンゴの木が本来の強さを取り戻せば、
 きっと実をつける』

『この8年は今まで投入してきた肥料成分が
 リンゴの木や土壌から抜けていく時間だったんだよ』



より引用

これは、今話題の無農薬自然栽培の
リンゴ作りを、並々ならぬ苦心の末成し遂げられた
木村秋則氏のお言葉です。

果物(リンゴ)っていうのは虫にやられやすくて
農薬なしでは絶対に難しい、

という一般常識に疑問を持たれ、
自然観察を続けながら、上記のような着想を何年も繰り返して
試行錯誤を重ねられ、

無農薬でかつ肥料もなし、

という常識はずれというより

常識を超える結果をだされ、

今いろいろな方面から注目の的
のようです。

それで中でも、
インスパイア大澤がビックリしたのは、

肥料が過保護

って部分なんですね。
(農薬はさておき…)

実は以前から疑問があったんです。

その疑問ていうのは、

いつも買っている無農薬有機栽培の野菜が
そこら辺のスーパーで買う野菜と比べても、
著しく腐りやすくて


「なんでやねん?」
(ここは地元関西弁で!笑)

といつも不思議に感じていたわけなんです。

まぁ、多分
農薬を使ってない野菜は腐りやすいんだろうな!
仕方ないか!!

という、今から考えると見当違いなことを
考えていた次第です。

そうなんですね!

有機肥料にしたところで、
野菜を過保護にしてしまうんだ!
(過保護にしてしまう場合があるんだ!)

っていうことを実地に確認された(上記)
ということを聞いて、

うーーんとうならされ、

また健康という切り口の中でも
たくさんの直感を頂いたインスパイア大澤
だったんですよ〜。

これは何も野菜や果物だけ、
農業だけのお話ではない!

人間も同じようなことが言えるのではないか、

ってね!

そう、
私たちは健康を意識するあまり、
巷に溢れる健康グッズや健康食品でもって
何か健康のためにやらなければ

っていうのがここ何年か、まぁおよそ10数年ほどの
流れですよね。

薬はもとより、
やれ、コラーゲンだとか
コエンザイムが加齢に伴って…とか、
マルチビタミン
栄養ドリンクなどなど、

私たちは、
健康に生きるために
本当にたくさん色々なことをやってきました。

でも、ひょっとして、
そういう健康志向
私たちのカラダを過保護にしているとしたら…

うん、

可能性としてはあり得ますよね。

ましてや
栄養素というのは、
食物の中でいろいろな要素(栄養)が絡み合って
出来上がっているもの。

例えばビタミンだけを(有効成分として)取り出して
カラダに摂取したところで、
本当のところどれだけ人間が吸収・活用
できるものやら…。

かえって人の代謝の重荷になっている
なんてこともやはり可能性としてはあり得る
のかもしれません。

なんてことを考えると
やっぱりシンプルに食事をしっかり摂るのが
良さそう、ですね。

薬や栄養ドリンク、健康食品に頼り過ぎるのではなくて
溢れかえる情報に翻弄されるのでなく、

もっともっと
自分のカラダの中にある力
をじっくりと大切に感じながら…


今一度、

自分の内と外を分け隔てている
皮膚の感覚も感じ磨きつつ、

外部情報に振り回されるのでなく、
外部(地球)環境とのハーモニーを模索しながら、
自らの内を感じ深く観ていきましょう!

という大きな時代の流れであり、メッセージだ!
とも感じている次第なのです。


(あ、
上記ご紹介の書籍には、

アトピー性皮膚炎
ステロイドのリバウンドを乗り切ったお話など
掲載されています。生命・自然との関わりの中で、
アトピースキンケア・お肌のケアを考えるためにも
非常に参考になり、インスピレーションびんびんの
おススメ書籍です。)


健康っていっても
それだけが独立しているはずはなく、
自然とか環境とか果ては人間関係まで
深くつながっている
ものなんですよね!


ということで
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
私たちが自らの内側にすでにある素敵な流れに気づき、
ツヤツヤの美肌でもって日々を輝かせることができますよう…♪

インスパイア大澤osawa23  at 09:28 この記事をクリップ!